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お墓の話題が出ると必ずと言っていいほど出てくるのが樹木葬。
今回はそんな樹木葬の特徴やメリット・デメリットについてお話ししようと思います。
樹木葬は1999年岩手県の寺院 大慈山祥雲寺(現:長倉山 知勝院)によって栗駒山山麓に作られたものが始まりで、
ご遺骨のそばに低木類の樹木を植えていき、里山の緑化再生を兼ねたものでした。
現在、各地で広まっている樹木葬は、墓標となる樹木(シンボルツリー)を1本植えて、
その周囲にご遺骨を埋葬するスタイルがほとんどです。
ただ最近は樹木ではなく草花や芝生で彩られたガーデン風のものなどあり、樹木葬と一言でいっても多種多様のものとなっています。
樹木葬の魅力は、費用と見た目にあると言えます。
土地はご遺骨を埋葬するだけのスペースだけで良くなり、一般的なお墓より費用を安く抑えられます。
また、シンボルとなる樹木も桜やハナミズキを植えたりと、彩り豊かなお墓に仕上げるなど、デザインを重視したお墓を作ることが出来ます。
良いところばかりに聞こえる樹木葬ですが、欠点もあります。
まず一つが、手入れの手間です。
どのような樹木も落葉が付き物です。少しばかりであるなら気にはならないかも知れませんが、
季節によっては積もった落葉の掃除や処分に困る事もありますし、見た目も綺麗ではありません。
また、花が咲く春や夏、紅葉の秋などは見栄えもよく、『お墓参りに行こう』という気分になるかも知れませんが、
冬など、葉が全て落ちてしまった後は、物悲しい雰囲気となり、なんとなくお墓から足が遠のいてしまいがちになってしまうかもしれません。
季節を通して、長くお墓を見て行くには、樹木葬は適さないかもしれません。
シンボルツリーが枯れてしまった場合はどうなるのかなど、詳しく聞いてみることをお勧め致します。
近年、核家族化によりそれぞれのご家庭の事情も様々になり、それに伴い供養も多様化してきています。
供養には色々な方法があります。
当社では、それぞれのご家庭のご事情やご予算などお聞きさせていただき、
それぞれのご家庭に合ったご提案をさせていただいております。
どうかお気軽にお問い合わせくださいます様、よろしくお願い申し上げます。
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